GR Garage 松山スタッフブログ

こんにちは！
いつもGR Garage松山のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はタイヤ選びにも役立つちょっとマニアックな知識をシェアします。

🚗タイヤの溝とロードノイズの関係
走っていると「ゴーッ」という音が気になることありますよね。
ロードノイズ（「ゴーッ」という音）は、主にタイヤと路面の接触で発生するものです。
音の大きさには、タイヤの溝の入り方が大きく関係しています。

【ポイント💡】
１．溝が多いと音が分散される
溝が少ないタイヤだと「ゴーッ」と強く響きやすいですが、溝の数が多いと音が分散されるので、
耳に届く音が柔らかくなります。

２．溝が均等ではないと静かに感じる
溝の並び方が規則的だと、同じリズムで音が発生してしまい耳につきやすいです。
逆に溝の並び方が少しずつずれていると音のリズムが崩れるので、人の耳には「静か」に
感じやすくなります。

溝が少なく規則的に並んでいる場合
→音がそろってしまい一定周波数で「ブーン」と響きやすい
→音が出やすい反面、グリップ力が高い

▼溝数が少ない



溝が多く、均等ではなく形や間隔がバラバラな場合
→音が分散して、静かに感じやすい
→排水性・雪道性能が高い反面、スポーツ走行には不向き

▼溝数が多い・左右非対称


実際コンフォートタイヤを見ると溝のブロックが大きさも形もバラバラ。
※コンフォートタイヤ：静寂性に優れたタイヤ
これが静かな乗り心地を生み出しているんですね。

🚗ミシュランタイヤの特性
タイヤメーカーごとに考えが違いますが、ミシュランには面白い特徴があります。
一般的には、タイヤのゴム自体を硬くして剛性を出すことが多いですが、ミシュランのタイヤは違います！
「ホイールに設置する部分＝ビード部」が他メーカーよりもしなやかに作られているのが特徴です。
実際にタイヤを触ってみると全然硬さが違っていました！👀
ミシュランタイヤ、柔らかい…という感じです

その分空気圧で剛性を保つ設計になっています。
→タイヤそのものをガチガチにするのではなく、空気圧でタイヤを“張らせて”性能を発揮するイメージ。

だからこそ－－
空気圧の管理がすごく大事！
適正値に保つことで、本来のグリップや快適性が最大限に引き出されます。

一見どれも同じように見えるタイヤですが…
溝の入り方やメーカーの考え方で走りの快適さや安心感が大きく変わります。

ぜひ、次にタイヤを見るときは

・溝の形
・空気圧
・メーカーごとの特徴

に注目してみてください✨

きっとタイヤ選びがもっと楽しくなると思います😊